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リトルカブ90化 その④~クラッチディスク交換~

試運転で分かったクラッチの不具合を改善していきます。

クラッチディスクはPOSHのカブ90用セットを使います。(安かったので)
説明書で分からないところは、先人の知恵を拝借しました(笑)



さて、問題のクラッチ板ですがもう少しで破断する手前だったようです。


外側のクラッチ板は、取り出し時にボロボロと破片が落ちてしまいました。


スプリングは約2mmほど縮んでいましたので、セット付属品と交換。
これが原因でクラッチが切れなかったのかな~などと考えつつ、クラッチを組み込もうと思ったら、問題発生です。

クラッチカムのパチンコ玉部分がありません。
確認のためカブ90(HA02)のパーツリストを見ましたが、やはり分解前から無かったみたいです。

そりゃ~クラッチ切れないわ!
ちなみにクラッチ側にある部品は中華エンジンのものです。


ジェネレーターはプレスカブ用でしたし、クラッチも中途半端にバラして途中放棄したエンジンだったのかも。




気を取り直し、カブ50用の部品からクラッチカム一式を移植しました。

思わぬトラブルでしたが無事クラッチ交換完了ということで、シフトチェンジのテスト。
手回しですが、変速はしています。

・・・が、クランク回っていません( ;∀;)

キックレバーもスカスカ状態!!

何が悪いのかさっぱり分かりませんが、新たなトラブル発生です。
もう一度クラッチを取り出し確認すると、ドライブギヤーアウターという部品が手で抜けてしまいます。そんなもんかとも思いましたが、余っていた50用のクラッチと見比べてみるとカブ50は抜けません。どうやら、ここが怪しいようです。




ドライブギヤーアウターはクラッチセンターという部品に組み込みますが、クラッチセンターに付けられているガイド(溝)に合わせなければいけません。ところが、今回は間違って組み込んでいたので、すっぽり抜けたようです。

間違い↑


正解↑


再度クラッチをバラし正規の状態に組みなおしてテストしたところ、今度はきちんとクランキングしました。
素人あるあるみたいな事になりましたが、初めてトライされる方々、お気をつけください(笑)

無事クラッチ交換が完了、シフトを踏んだ状態ではクランキングしないのを確認(走行時にクラッチを切ったのと同じ状態)して一安心。ついでにタペット調整をして、エンジン回りは終了です。

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