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Sクランクエンジンの発電不足を解消!その①

会社の先輩のモンキーには、6Vダックス50エンジンが載っています。
以前にレギュレートレクチファイアを組んで12V化しています。
RIMG07581.JPG
普段からマメに充電がされているのですが、
長距離走行時ではバッテリーが放電してしまい、ランプ類が点灯しなくなります。
どうやら走行時に充電ができていないようなので、不具合の解消を図ることとなりました。

まず最初にバッテリー直近の電圧を測定。
エンジンを始動してもバッテリーの電圧に変化がありません。

次にジェネレーター直後の電圧を測定。
ライティングコイル側⇒5~8V
チャージコイル側⇒5~8V
との測定結果でした。

以前12V化した別のエンジンは、チャージコイル側で20V以上の値を示していましたので、
それと比較すると今回はかなり少ない値です。
したがって、通常走行時のエンジン回転数では電圧不足(5~8V)であるため、
バッテリーは充電できない状態と分かりました。

原因が判明しましたので、ここから対策を考えていきます。
一番良いのは、コイルそのものを交換または巻きなおしすることです。
Lクランクのジェネレーターを装着できれば問題ないのですが、互換性はありません。
コイルの巻きなおしを含めて、少し考えてみたいと思います。
0b96edb8.jpeg
【Lクランクはフライホイールが出っ張っています。】

もう1つ考えているのは、ヘッドライトを消灯すれば、ライティングコイルで発電した電気がチャージコイル側へ流れこみ、結果として電圧上昇を誘発できないかということです。(コイルの巻数が増えたような感じ)

6V車(整流のみ)のバッテリーが劣化した場合、逃げ場のない電気がライティングコイル側流れてヘッドライトの球切れを誘発しますが、逆にライトを消灯した状態の場合、ライティングコイルで発電された電気がバッテリー側へ逃げるのではないかとの仮説です。

これについては次回に検証をしてみたいと思います。

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